【その3】タオルソムリエ2017試験問題・解答【21〜30】
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第12回タオルソムリエ試験(2017年開催)
問題と解答その3です。
まとめの記事はこちら↓
第21問 (p.56)
バスタオル・フェイスタオルといった、髪の毛・顔・体についた水分を拭いたり、ぬぐうのに使用するタオルのことを◯◯といいます。
【答え】ドライユース
逆に、水につけて・濡らして使用するタオルをウエットユースと言います。
ウエットユースは浴用タオル・ウォッシュタオル・おしぼりタオル の3つだけなので、これ以外はドライユースという認識でオッケーです。
第22問 (p.60)
紡績工場から出荷されタオル工場に入荷された、晒し(=精練漂白)をする前の綿糸を、◯◯と呼びます。
【答え】原糸
テキストでは、ここらへんから似たようなことを何回も言いだすので飽きてきますが、気合いで乗り切りましょう。
第23問 (p.62)
単糸の撚りの向きは下撚りであり、◯◯撚りとも言う。
【答え】Z
- Z撚り=下撚り=左撚り→単糸
- S撚り=上撚り=右撚り→双糸
は頻出です。ややこしいですが、片方覚えてしまえば逆の方は逆なだけなので案外簡単ですよ。
第24問 (p.63)
通常の双糸は、同じ太さの単糸よりも17〜18%強くなり、◯◯も良くなるとされています。
【答え】均斉度
均斉度とは、繊維の長さの均一性のことです。
ほかに双糸のメリットとして、
- 糊をつけずに織ることができる
- シャーリングタオル生地づくりに適している
といったことが挙げられます。
第25問 (p.66)
精練が不十分だと、綿が持っている吸水性が出ず、綿繊維に◯◯が残ります。
【答え】疎水性
これを補うために吸水剤が添加されたタオルが出回っていますが、選択するにつれて吸水性がなくなっていってしまうといった裏の顔があるので注意です。
第26問 (p.68)
糸の晒し・染め・糊付けは、チーズに巻かれた原糸を、糸の染め晒し専用の無数に穴が開いたプラスチックの◯◯(ソフト巻きの◯◯と呼ばれる)に巻き取って行います。
【答え】コーン
チーズは円筒形で、コーンは円錐形です。
「とんがりコーン」と覚えるといいでしょう。
第27問 (p.70)
糸の滑りを良くするパラフィンワックスには、糊抜き性を良くするため◯◯剤も加えられていますが、◯◯分散処方を誤ると、糊を抜いた後の生地に残留し、染色性や吸水性を低下させるので、注意が必要です。
【答え】乳化
これは意外と難問です。
パラフィンワックスの方を訊かれるかと思いきや乳化の方だったので、ここは2つ1組で覚えるのが吉ですね。
第28問 (p.71)
加工の終わった糸は、織機にかける際、
- タテ糸とパイル糸→◯◯
- ヨコ糸→ボビン
に巻きます。
【答え】ビーム
ボビンは案外分かるけど、ビームってあまり聞き慣れない単語なので一瞬焦るかもです。
しっかり覚えておきましょう。
第29問 (p.73)
◯◯に立てたれた糸を、均一な張力と均一な幅で、必要な長さを指定された回数巻き取っていく機械と、ビームに巻き取っていく機械一式を、部分整経機といいます。
【答え】クリール
スタンドの名前をクリールと言いますが、間違えて選択肢の「スタンド」を選んでしまわないように注意しましょう。
第30問 (p.75)
原糸のまま織る商品、晒したオフ白の状態で織る商品向けの中で、数がまとまった単糸使いのタテ糸とパイル糸には、荒巻ビームに巻き取り、ビーム晒しをした後、◯◯機と呼ばれる機械で糊をつけます。
【答え】サイジング
糊付けはサイジング、経糸つなぎはタイイングです。
テキストの登場ページも近いので、ごっちゃにならないように。
半分終わりましたよ〜!
あと少し、気を抜かずに頑張りましょう。
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