【その2】タオルソムリエ2017試験問題・解答【11〜20】
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第12回タオルソムリエ試験(2017年開催)
問題と解答その2です。
まとめの記事はこちら↓
第11問 (p.23)
1ポンド453gの綿を840ヤードに伸ばした時の平均的な太さを1◯◯として表します。数字が大きいほど細く、小さいほど太くなります。
【答え】番手
これもサービス問題ですね。
ちなみに、20番手〜80番手のものを中番手というので、それを基準に細番手・太番手と覚えましょう。
第12問 (p.24)
アメリカは、綿花の輸出国としては世界1位です。40種あまりの品種を栽培しているので「綿花のデパート」と呼ばれていますが、その大部分は◯◯綿です。
【答え】アプランド
先ほど出てきた「ヒルスツム」の別名です。
他にはスーピマ綿の生産も増えてきていますが、やはりアプランド綿は1番多いですね。
ちなみに、この問題の他の選択肢に「ララランド」がありました。事案ですね。
第13問 (p.28)
◯◯にはリグニンやペクチン質といったガム質が多く使われており、これらは使えば使うほど落ちる性質を持っています。それによって、リネン最大の特徴であるやさしい白さや柔らかさがでてきます。
【答え】麻
文中の「リネン」が最大のヒントです。
第14問 (p.29)
蚕がうみだす絹糸は、その光沢と肌触り、そして長繊維(◯◯)が得られ、染色した際の発色性が良いといった長所により、昔から尊ばれてきました。
【答え】フィラメント
絹繊維部分の蛋白質は「フィブロイン」なので、間違えないようにしましょう。
第15問 (p.32)
再生繊維のひとつで、コットンリンター(綿の繊維の短いもの)を酸化銅アンモニアで溶解をして紡出したものを◯◯といいます。
【答え】キュプラ
化学繊維はややこしいので、これも特徴的な単語と結びつけて覚えましょう。
- レーヨン→木材パルプ
- ポリノジック→円形の断面をもつレーヨン
- キュプラ→コットンリンター
- テンセル→フィブリル化
第16問 (p.35)
◯◯は綿とよく似た形状をした合成繊維で、熱可塑性がありプリーツがかかりやすいのですが、密度の高い織物にすると、薄くしても熱がこもりやすい生地になるので、清涼感のある衣料用の生地として使用するには注意が必要です。
【答え】ポリエステル
合成繊維もややこしいですが、これも特徴的な単語と結びつけて覚えるといいです。
第17問 (p.41)
紡績工程における「梳綿」の工程を通して、繊維の方向がある程度揃えられ、◯◯と呼ばれるロープ状のものになります。
【答え】スライバー
スライバーは頻出単語なので絶対覚えましょう。
また、スライバーを細く引き延ばすことを「ドラフト」と言うので、これも覚えておきましょう。
第18問 (p.48)
撚りの度合いによって、糸の感触は変わります。撚りが◯◯糸は、手触りがやわらかく、暖かく感じられ、撚りが◯◯糸は、手触りがかたく、涼しく感じられます。
【答え】(順に)甘い、強い
この組み合わせ問題はめちゃくちゃ重要です。
まぁ少し考えたら想像で分かるので、そんなに難問ではないでしょう。
第19問 (p.50)
「織機」には元来2つの系統があり、1つはタテ糸を地面に水平に張って織る居座機、もう1つはタテ糸を地面に垂らし張って織る竪機です。
綿織物の多くは、居座機や、居座機から発展した◯◯で織られてきました。
【答え】高機
明治初期の、井上コマによる技法「竹織」とごっちゃにならないように要注意です。
第20問 (p.52)
織物の基本になる組織は3つあり、
- ◯◯→タテ糸とヨコ糸が1本ずつ交互に組み合っている
- 綾織→タテ糸とヨコ糸の交点が斜め方向に配列される
- 朱子織→タテ糸とヨコ糸の交点が連続しない
があります。
【答え】平織
これは中学家庭科でも習うので、知ってる人も多いんではないでしょうか。
はーい20問終わりました!おつかれさまです。
もうすこしで半分超えるので、頑張ってください!
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