ポロロッカの卵

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【その1】タオルソムリエ2017試験問題・解答【1〜10】

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第12回タオルソムリエ試験(2017年開催)
問題と解答その1です。


まとめの記事はこちら↓



第1問 (p.-2)

綿糸を取引する際に使用される単位として使われる『1梱(こうり)』とは181.436kgのことであり、アメリカの質量単位に直すと◯◯LB(ポンド)である。



























【答え】400

サービス問題ですね。

1梱=400LB
1玉=10LB
1俵=480LB
1ロット=85俵
1LB=453g
1ケース=50LB

このあたりの単位変換はぜひとも覚えておきましょう。


これに関しては、テキスト内でページの定義されてない「はじめに」の項目(通しでいうと-2ページ目)と、p.39、p.49に載ってあります。



第2問 (p.-2)

織物のヨコ糸の密度について話をする際に使われる単位で、「◯◯間に何番手のヨコ糸を何本打ち込んだ織物」といった形で使用されます。
1◯◯=2.54cmです。




























【答え】インチ

これもサービス問題。


「はじめに」の用語・単位の項目から2問も出てるので、ここはしっかり押さえておきましょう。



第3問 (p.2)

英国でタオルを量産する方法について相談されたサムエルホルト卿は、トルコにて生まれた手工芸品「ターキッシュタオル」の特徴を踏まえた◯◯技術を完成させました。




























【答え】テリーモーション

テリーモーションとは、タオルに欠かせないパイル糸を含んだ立体感のある布を織り上げる動きのことです。


ちなみにこの問題は、選択肢がすべて「◯◯ション」になってるので、答えを知らなくても当てられるボーナス問題と言えます。



第4問 (p.4)

1872(明治5)年に◯◯税関に、「浴用手拭い2ダース7円60銭」と記されているのが、日本に最初にタオルが輸入された記録になります。




























【答え】大阪

日本にタオルが初めて入ってきたのは、幕末の鎖国を終えたばかりの明治時代初期に、大阪に入ってきました。

引っ掛けで「今治」「泉州」という選択肢もありますが、そもそも外国との交通が発達していないので違いますね。




第5問 (p.5)

品質はもちろんのこと、原材料を開示し、生産・加工過程を明らかにすることを◯◯対応という。




























【答え】トレーサビリティー

「タオルができるまでの道筋を辿ることができるように」という意味から考えて、

trace(辿る) + able(可能を表す)

だからこれになります。




第6問 (p.7)

今治の人たちは積極的に新しい情報や知識を取り入れ事業に生かしていき、そこで得た知識・情報は、今も今治で盛んに行われている◯◯(業種の違う人々が定期的に集まり情報を交換する仕組み)によって地元の人に伝わり、共有されました。




























【答え】むじん

漢字で書くと「無尽」ですが、選択肢はひらがなでした。

正直、これは出るとは思ってなかったです。テキストでも隅っこの方に書いてあるので。
第12回試験の中でも難問と言えるでしょう。



第7問 (p.9)

明治末期に、◯◯によって、後に今治タオルの特徴となるジャカード織りタオルの製法が導入されました。




























【答え】中村忠左衛門

今治タオル産業発展に貢献した人々シリーズです。テキストのp.10にまとめて紹介されています。


覚えるコツとしては、特徴的な単語と組み合わせて覚えることです(これは他のタオルソムリエサイトでも紹介されていました)。


具体的に言うなら、

  • 綿替柳
  • 矢野ネル
  • パイオニア平助
  • バッタン三郎
  • ジャカード中村
  • ガラ菅原(自由な柄を織れるから)

といった感じです。



第8問 (p.15)

綿の繊維を形成する品種の中で代表的なものは、バルバデンセと◯◯(別名アプランド綿)であり、まずこれら2種の区別をしてから、次に綿の種類を区別した上で、産地や国名で分類していくのが肝要です。




























【答え】ヒルスツム

サービス問題です。

全世界で生産される綿花の75%以上がこの品種なので、絶対覚えておきましょう。


ちなみにこの問題の選択肢に、どさくさまぎれに「ホレテマウ(惚れてまう)」が紛れ込んでたのが印象的です。



第9問 (p.17)

綿繊維は、形成される際に 繊維が自然に◯◯性質を持っており、これによって、繊維同士がしっかり絡み、糸を紡ぐ時の強度が増します。




























【答え】よじれる

問題文を最後までしっかり読めば「よじれる」と答えるのは容易ですが、ぱっと読み始めた時にコットンボールの説明かと勘違いしてしまい、そのまま選択肢の「はじける」を選んでしまう人も多いかと思います。

問題文はしっかり最後まで読みましょう。




第10問 (p.22)

検品担当者のことを◯◯と言い、検品だけでなく、商品の用途・目的・生産加工方法を踏まえた所見や助言を◯◯から得ることができます。




























【答え】クラッサー

この単語はよく出てきますが、しっかり「検品担当者のことである」と認識しておくことが大切です。

ちなみにインドでは「コットンセレクター」と呼ばれているそう。めちゃくちゃ分かりやすいですね。






以上で、1〜10まで終了です。
おつかれさまです!


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