まるでオフ会あるある?!映画「レディプレイヤー1」をネット住民にオススメしたいワケの話【ネタバレレビュー】
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※この記事は映画「レディプレイヤー1」のネタバレを含みます! 初見を大切にしたい人は読まないでください!!
こんにちは。
映画大好きだけどあまり知ったかぶりっぽく語りたくはない派のポロロッカです。
突然ですがネット住民の皆さん、
実際の顔や名前を知らないネット上だけの知り合いっていますか?
僕はいます。ごまんといます。
あいにく僕の顔面は一方的に見せまくってるのでネットのあらゆるところに転がっています。
しかし実名は一応伏せている体なので、それなりにリスクは避けているつもりです。
「あーちゃん」? うるせーよ。
……すこし脱線してしまいましたが、僕みたいな顔さらけ出しパーソンは現代のネット社会では特殊な例。
僕の周りにもあなたの周りにも顔をさらけ出していないメンズ・ウィメンズはたくさんいます。
そしてそんなピーポーの御顔を拝見できるボーナスステージこそ、
オフ会
だと考えております。
「実際に会う」というのはそれなりにリスクを伴いますが、そこまでしてでも会ってみるというのはものすんごく興奮するのです(性的な意味ではない)。
アイコン通り・ネット上通りの人なのか? 想像を180°裏切ってくる人なのか?
どっちに転んでもものすんごく興奮します(2回目)(今回は性的な意味)。
そんなネット社会の醍醐味・オフ会を鮮明に叙述した映画こそ、2018年5月現在絶賛大ヒット公開中の
レディ・プレイヤー1
なのです!!
(出典:レディ・プレイヤー1)
もくじ
レディプレイヤー1の超大まかストーリー
めっっっちゃ大まかにストーリーを紹介すると、
サマーウォーズ版ワンピース
です。
……いま皆さんの頭の上に浮かんだ大量のはてなマークは一旦お近くの暖炉に投げ込んで煙突からモクモク廃棄してもらうこととして、
この映画、「VR空間"OASIS"での宝探しの話」と言う他ないほどそれに尽きます。
そこに映画特有の人間模様とかそういう類のものが絡みついてくる感じです。
VR空間"OASIS"とはまさに「サマーウォーズ」のOZの世界のようなものであり、
宝探しとは言うまでもなく大人気海賊漫画「ワンピース」ちっくなものなのです。
まじで見つけたら富と名声手に入りまくり。うん。
ただ一つ、ワンピースと違うところは、
宝探し"ゲーム"だというところ。
宝を隠したのは海賊王ゴールド・ロジャーではなく、"OASIS"創始者のジェームズ・ハリデーで、
そのゲームを制した者に褒美が与えられる感じです。
まぁ、ゴールド・ロジャーとジェームズ・ハリデーの「伸ばし棒の位置」も同じなので、ワンピースと言っても差し支えないでしょう()
【ネタバレあり】"俺的"思わず身震いする名シーンベスト3を聞いてくれ
そんな少年wktk胸熱映画の「レディ・プレイヤー1」ですが、
マクロな視点ではなくミクロな視点で見ても、
ヤバいシーンたくさん
です。
本当にヤバいものの前では語彙力が2歳児あるいはパリピ大学生のそれになる現象が僕の身に降り注ぐほどヤバいシーンだらけです。
挙げだしたらきりないのですが、その中でも特に個人的にヤバかったシーンベスト3を勝手に発表します。ここからはマジでネタバレ必至です。
【1位】リアルでお互いに出会った瞬間はまさに「オフ会」
ようやく冒頭の話題に戻ります! 僕が1番言いたかったことです。
この映画は、"OASIS"というVR空間内での話だと言いましたが、
もちろんそういう系の映画の醍醐味でもある「現実世界とのリンク」も描かれています。
主人公パーシヴァル(リアルではオーウェン・ワッツ)が、"OASIS"内での仲間「エイチ」や恋心を抱く女性アバター「アルテミス」達と現実世界で出会った瞬間がマッッッジで身震いものなんです。
ほんまにオフ会。
あの興奮はオフ会の集合場所で「服装的にはこの人やと思うねんけど、え、ほんまにこの人?」と思ってる時にその人から「いま横にいますか?」ってDMが来てお互いに目があって「あ、あぁ、ポロロッカさんですね……?」「あっ、やっぱり◯◯……さん?!」って会話交わした時の感覚と1200000%同じです。1199900%盛りました。
かくいう僕も初めて執り行ったオフ会でやって来たブロガー仲間の方が
↑こんな格好でやって来た時は「あ、詰んだ」と思いましたが、今思えばこの人もVR空間"OASIS"の住人だったのかもしれません。
……とにかくこのシーンは、冒頭で熱く語って読者様にすこし気持ち悪がられた「オフ会の興奮」と通ずるものがあるので、オフ会経験者にもオフ会行ったことないけど行ってみたい人にも実家のボディソープはビオレを使っている人にも見てほしいです。
【2位】ガンダムVSゴジラ?!
「実家のボディソープはニベアだよこんちくしょう!」と言ってサイトを閉じようとしているそこのあなた!
続いて紹介するシーンは日本人なら興奮のあまり「Oh……(外国人風)」と思わず声が漏れてしまうほどの興奮シーン。
その名場面こそ
ガンダムVSゴジラ
です。
(出典:ガンダムVSゴジラ)
終盤、主人公とその仲間たち そしてそれに賛同するたくさんのアバター達と、悪者軍団との一大戦争が勃発。
その中で、敵のボスがメカゴジラに搭乗して戦線に立ち、仲間達を蹴散らします。劇中でも「ゴジラのテーマ」が流れるヤバさ。
その時、主人公の仲間のダイトウ(リアルでは日本人のトシロウ)が、洋画なのに、いきなり日本語で、
「俺はガンダムで行く!」
と宣言。そのVRには見慣れたあのカタカナのロゴ「ガンダム」と映っているのです。
そこからは圧巻の、「ガンダム VSゴジラ」の夢のバトルが繰り広げられます。
ヤバすぎる(語彙力2歳児)。
もうダイトウがガンダムに変身したぐらいから僕の鳥肌は絶頂に達して鳥になって映画館内で羽ばたいてしまいました。
何より凄いのが、この映画監督がかの有名なスティーブンスピルバーグ監督であるということ。
日本人の端くれとして、日本の文化が偉大な映画監督に認められていることに多大な誇りを感じました。
あとトシロウ役の森崎ウィンさんがイケメンすぎるのも最高です。国民栄誉賞ポロロッカ部門あげました。
(出典:森崎ウィン)
【3位】その右手は……「I'll be back.」
そしてもう1つ、既存作品をオマージュしたシーンの中でも名場面だったのがこちら。
主人公の1番の親友エイチが「アイアン・ジャイアント」に搭乗して戦線を進む途中、他のメンバーの架け橋となって自身は溶岩に落ちていく時。
その鋼鉄の右手は親指を立てたまま沈んでいくのです。
言わずもがな、ターミネーター2の有名すぎる名シーン「I'll be back.」のオマージュです。
この場面は若干「あのオマージュ 来るか?」とは思っていましたが、いざ本当にやられると福澤朗顔負けの勢いで「ジャストミーーーート!!!!!!」と叫んでしまいました。
カルチャー好きには特にオススメしたい
以上挙げた以外にも、オマージュやら胸熱シーンがふんだんに散りばめられた映画「レディプレイヤー1」。
作中だけでなく、この映画自体が"宝探し"になっているというのは、観る側もその舞台に連れ込んでくれるこの映画ならではのタネだと感銘しています。
そして、こうして日本が世界から認められているというのは正直めちゃくちゃ嬉しいことです。
同じく2018年4月に公開された「パシフィックリム」も日本の怪獣文化がフィーチャーされていましたが、なんだそういうのが流行ってるのか? 最高かよ。
今回紹介させてもらった「レディプレイヤー1」をまだ観ていないという人、カルチャー好きの人、実家のボディソープが牛乳石鹸の人は、ぜひお近くの映画館に足を運んでみてください!!
ちなみにうちはナイーブです!!
〜おわり〜
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