【ドラム】レコーディング時にドラマーが気をつけるべきコツ4選まとめてみた話
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こんにちは。
ロックバンドでドラムを叩いていますポロロッカです。
昨日は、僕がドラマーをやってるバンドの新作アルバムに向けレコーディングに挑んできました(どんなバンドかは最後にちらっとリンク貼っとくので気になる方はぜひ)
ドラムのレコーディングといえば、
- バンドの土台だから最初に撮る
- クリック(メトロノーム音)を聴いて正確に叩く
- 生音をマイクで取るから空気感が1番伝わる
といったように他のパートとは結構違うポイントがいくつかあります。
しかしこの世のドラマー人口は他の楽器陣より圧倒的に少なく、身の回りにドラマー仲間がいない方も多いのではないでしょうか?
さらに「レコーディングの相談・気をつけるべきこと」を訊けるドラマーとなってくるとさらに限られてきますね。
ということで今回は、そんな悩めるドラマーレコーディング童貞の方々に【ドラムレコーディングのコツ】を4つ、紹介していこうと思います。
もちろん、童貞じゃなくても参考になることは書いてあると思うので、ぜひぜひ読んでみてください!
もくじ
1. チューニングが苦手な人は
まず、レコーディングにおいてドラムが最も気をつけるべきことがあります。
それは、チューニングです。
もちろん普段のライブでも大切なんですけど、レコーディングとなると1曲1曲、撮る曲ごとにこだわりを持てますよね?
そうすると、逆に聴く側は「演者に音へのこだわりがある前提」で音源を聴きます。
そういう面でも、チューニングは大切です。
特にスネアのチューニングは命よりも大事。
スネアの音色は「その曲の顔」といっても過言ではないです。
しかし、そんなチューニングですが、
苦手な人も多いと思います。
かく言う僕も、そんなに耳がいい方ではなく、鳴らしたい音をドンピシャ作れるほど得意ではありません。
そんな時どうするか?
それは、エンジニアの方に「どんな音にしたいか」のモデル音源を渡して、チューニングしてもらうのが得策すぎます。
撮る曲のイメージと重なるプロのバンドの音源を渡すだけでもOKです。
エンジニアの方は録音後その手で音をイジれるので、それも踏まえて作ってくれるでしょう。
ちなみに僕はこの方法で、希望通りの音をエンジニアの方に作っていただいたので、オススメです。
チューニング苦手なら、モデル音源を元に作ってもらうべし
2. クリックを正確に聞きとるコツ
冒頭でも言った通り、ドラムのレコーディングはクリックの音に合わせて正確に叩きます。
そのクリックの音が小さかったら聴こえないし、大きすぎると脳みそがとろけて汁になってしまいますね(汁にはなりません)。
また、キメが多い曲、シンコペーションが多い曲はクリックが聴こえても合わせにくいです。
そんな時どうするか?
それは、裏拍でもクリックを鳴らしてもらうのが最適です。
普通クリックを鳴らしてもらう時って、BPMに対して4分音符を鳴らしてもらいがちなんですけど、
そこで8分音符で鳴らしてもらうということです。
これをするだけで、めちゃくちゃクリックに合わせやすくなります。
いやほんと、やってみたら分かります……!
クリックは、裏拍でも鳴らしてもらうべし
3. ミスっても叩ききれ!
レコーディングという緊張する状況下でも全くミスせず叩けるような方は、まぁおそらくこの記事を読んではいないでしょう(笑)
ライブでのミスならそのまま演奏を続けると思いますが、レコーディングとなると話は別。
ミスったら、無駄なテイクを増やさないために叩き直したくなるのがドラマーの性というものです。
しかし、そんな演奏ミス、
少々のミスなら演奏を途中で止めずに叩ききった方が絶対いいです。
ドラムのレコーディングで大切なのは
ミス<<<<<(越えられない壁)<<<<<全体のノリ
だと相場は決まっています。
そしてエンジニアの手にかかれば、数カ所のミスなら、他の上手くいったテイクと差し替えることだって可能です。
それを存分に活用していきましょう。
ちょっとミスっても最後まで叩ききるべし
4. 抑揚(ダイナミクス)はできるだけ付けない方がいい理由
ドラムは、他のどの楽器よりも抑揚を重視する楽器であることは、ドラマーの皆さんからしたら言わずもがなでしょう。
ですが、レコーディングの時は全体の抑揚はあまり付けない方がいいのです。
その理由は、
あとでエンジニアの方が扱いやすいようにするためです。
抑揚は、後から他の楽器との音量バランスを踏まえて調整されます。
だから、ドラムだけであまりにウニョンウニョン抑揚付いてたら、扱いにくいんですね。
逆に、Aメロ とか サビ とかの中での抑揚(フィルインでクレッシェンドにする、とか)は付けた方がいいです。それは「抑揚」というより「クレッシェンド」「デクレッシェンド」だからです。
さらに、抑揚をつけずに一定の気持ちで叩くことは、トーンキープも繋がります。
トーンキープとは、スネアとかの一音一音一粒一粒を一定に保つことです。
これもレコーディングにおいては重要なので、重視すべき項目です。
ですが、1つだけ例外があります。
それは全楽器1発撮りの場合です。
たまにプロのミュージシャンがやってる 全パート同時に演奏して同時に録音するレコーディング方法の場合は、あまり変なことは気にせず、抑揚をつけて叩いた方がライブ感が出ます。
そこんとこは注意が必要です。
抑揚は付け過ぎないべし
まとめ
以上が、僕が伝えたいドラムレコーディングのコツになります。
「レコーディングが初めて」とか「2回目3回目だけどなかなか思い通りにならない」なんてドラマーのためになれたらな、と思います。
ですがやっぱり何事も慣れなので、
上記のことを踏まえてたくさん演奏してみてください!
ちなみにこんな拙い記事を書いてる僕がドラムをやってるバンド『BAKEMON』はこんな感じ↓のロックです。
暇な方はぜひ聴いてやってくださいな( ^ω^ )
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