ポロロッカの卵

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【ゆるすぎ】大学のカンニング事情について、現役大学生が物申してみた話

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こんにちは。

絶賛期末テストなうの大学生、ポロロッカです。





どこの大学でもそうだと思うんですけど、前期・後期それぞれの最後に期末テストという大きな関門があります。

ほとんどの大学生は、そのテストで単位を取ってから、来たる長期休暇を満喫するわけです。



そして例に漏れず僕もその戦いの真っ最中なわけです。超期末テストなうなのです。



今日も朝から試験を受けてきたのですが、
なんと今日受けたその試験中に、とある事件が起こりました。




そう、カンニング発覚事件です。


しかし、なにが珍しいかというと、
"カンニング"自体ではなく、それが"発覚したこと"



…とまぁ最近の大学事情について、少しグレーゾーンに触れていこうと思います。




もくじ

今日起こったカンニング発覚事件

それは今日午前11時過ぎ、今期1発目のテスト「測量学(俗に言う伊能忠敬のソレ)」の試験中に起こりました。



まぁ理系とは言え、ほとんどが暗記系の内容だったのでスラスラ解いていると、

教室内の通路を挟んで斜め前に座っている生徒の股間めがけて、唐突に教授が手刀を繰り出しました。


イラストが下手すぎて股間に手刀かましてる様には見えませんが、そこは想像で補ってやってください。



そのあまりにも大胆な教授の求愛(?)行動に、周りに座っていた生徒達は驚愕していました。もちろん僕もその1人。

すると次の瞬間 股間に突っ込んだ教授の手がスッと引かれた時、その手の中には戦利品等しく1台のスマホが掴まれていました。


カンニングです。

そして股間から出てきたスマホはその確たる証拠でした。



彼はそのまま教室の外へ連行され、試験時間中には帰って来ませんでした。


一応うちの大学のルールとして、「試験中の不正行為がバレたら、その期の単位全部剥奪」というものがあるので、彼は今期の単位を全て落としたことになり、事実上の留年確定となったのでしょう。

今期は毎週3つの実験があり、おそらく彼もその多大なレポートをしっかり毎週こなしていたはずなので、それらも全て、パァ というわけです。なんとも無慈悲。



でも正直、
自業自得乙www心の底からザマァwwwwww
というのが率直な感想です。


実は多発?大学でのカンニング事情

僕自身、今回のようにカンニングの検挙現場を生で見るのは初めての経験です。カンニング検挙現場生見学童貞を奪われたわけです。
だから最初教授が股間に手を突っ込んだ時はめちゃくちゃ驚いたし、正直軽く引きました。



でも実は、カンニング自体を見るのは初めてじゃないんですよね。


以前にも、クラスメイトが幾度かカンニングしていたのはこの目で見ており、かと言ってそれを教授に言ったところで逆恨みでもされたらたまったもんじゃないので特に公言はしませんでしたが、やはり身の回りでは多々起きてたわけです。



高校時代は全く見なかった「カンニング」、それがどうして大学生になるとこんなにまでも多発するのか?

それはおそらく、スマホの普及が原因でしょう。


もちろん大学での試験の監視の緩さ各生徒による意識の違いも理由として大いにあります。が、スマホが目に見える悪い要因ってことは火を見るよりも明らかなんです。


原因はスマホ普及?

まず、歴代のカンニング常套手段として、

  • 消しゴムに書き込む
  • 手に書き込む
  • カンペを作って隠し持っておく

など様々な手法が用いられて来ました。


しかしそれら全てを凌ぐ情報記憶媒体として、さらにタッチパネルで操作できるというお手軽機器として、スマホの登場はカンニング業界に新たな風を吹き込んだのです。



さらにスマホの普及は、そのようなカンニングへの一次的要因のみならず、
大学生を怠惰に陥れ、それにより意識を低下させるという二次的要因まで生んでしまったのです(超個人差あり)。


かつては僕も、暇を持て余すとTwitter起動時のあのブワッてでかくなる鳥をスクショに収めるなんていうスマホならではの時間の使い方をしてしまうようになるぐらいには、スマホによって怠惰に陥れられました。



この2つのことからも、スマホが僕たちの心を潤しているだけではなくむしろ枯らしていることが分かると思います。
カンニングなんてその最たるものなのです。


危なすぎる賭け

一応理系なので、カンニングをすることによりゲットできる単位数の期待値条件から読み解くカンニング検挙率を考察してみました。


まず、カンニングして得られる単位と言ってもせいぜい2単位ほどです。

対して、カンニングがバレて失う単位は、1期全てなので30単位ほどあります。


カンニング検挙率をX(0≦X≦1)とすると、

(カンニングによりゲットできる単位数の期待値)
= +2(1-X) -30X
= 2 -32X


カンニングして得をする、つまりこれが正になるには、検挙率Xは約6%以下でないといけません。正直、カンニング検挙率がこんなに低いわけない。



そして、次は観点を変えて、カンニングバレにより留年した時のことを考えてみます。

その試験が真面目に勉強して丸2日かかる内容だとして、カンニングがバレたら留年だとすると、

(カンニングにより得する時間)
= +2日×(1-X) -365日×X
= 2-367X (日)


つまり、カンニングして得するには検挙率Xは約0.5%以下じゃないといけません。




……これでもカンニングしますか?


やらない方がいい

いやマジで、カンニングなんてホントしないほうがいい。

大学生はすぐ口癖「ワンチャンいけるっしょ!」を発動します。おそらくカンニング常習犯の人がもしこの数字を見たとしても、その検挙率数%を「ワンチャン」の範疇に捉えるのでしょう。



しかし、これは僕の周りに実在する「カンニング常習犯」の心理なのですが、彼らは一度カンニングが上手くいくと、味をしめて何度も何度もカンニングするらしいです。
それはまさに麻薬と一緒です。


何度も繰り返していれば、試行回数が増え、バレる確率も上がりますし、
なによりおそらくそれで卒業しても、人間としてのクズさを深く心に負いながら生きていくことになると思います。

そうならないうちに、早めに手を引きましょうね、というお話でした。


おわりに

そんな僕も大学生で試験中ということで、
ここ最近はほぼ隔日投稿してましたが、この1,2週間、少し投稿間隔が疎らになる、かもしれません……。


気長に楽しみにしておいていただけたら幸いです。


またおもしろい話蓄えときます!









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