ポロロッカの卵

ポロロッカの卵

新たな視点から物事を見つめ直す新感覚横丁人情ブログ

ポロロッカの卵

「セはセレマのセ」ってCMソングが適当すぎるから、もっといい曲考えてみた話

スポンサーリンク

こんにちは。

脳裏にこびりついてるCMソング、大体名曲。
どうもポロロッカです。






いきなりですが、このCMをご存知でしょうか?



こちらは、冠婚葬祭業者の「セレマ」さんのCMでございます。


僕がまだ幼い頃にはこれでもかというほどCMがテレビで流れていました。関西だけなのか全国区なのかは分かりませんが、知らない人はあんまりいないんじゃないでしょうか。



そんな超有名CMなのですが、そのCMソングがめちゃくちゃキャッチーで耳に残ることに定評があることは言うまでもありません。

そんなCMソングの歌詞が、こちらです。

セはセレマのセはセレマの
レはセレマのレはセレマの
マはセレマのマはセレマの
3つ合わせてセ・レ・マ
冠婚葬祭セレマです


超キャッチーで分かりやすいですが……



いや、適当すぎん?


この歌詞のあまりの適当さには、幼い頃から少し疑念というかモヤモヤを抱いていた次第でございます(別にdisってないです)。




ということで今回は、
セレマのことがもっと分かりやすくなる、現状に替わる"新しいセレマのCMソング"を作ってみようと思います。




もくじ

現状、何がダメなのか?

ダメとは少し言い過ぎですが、セレマの現CMのどこに適当と感じたのかですが、
思い当たる節が2つありました。


言ってる内容が当たり前すぎる

「セはセレマのセ」

これ、当たり前すぎる。


これじゃあまるで「1+1は2です!」じゃなくて「1+1は1+1です!」って言ってるようなもんです。


どうせならあいうえお作文的な感じでやってほしいです。


冠婚葬祭に触れなさすぎ

「冠婚葬祭セレマです」

最後のこのフレーズを聞くまで、セレマが冠婚葬祭業者であることが分かりません。
それCMの「広告」というアイデンティティ失ってませんか?


もっと「冠婚葬祭」を前面に押し出してほしいと感じます。





以上のことを踏まえて、

「セ」「レ」「マ」それぞれの文字から始まる冠婚葬祭にまつわるワードを言うことで、意味のある曲にしていこうと思います。


実際に作ってみた

そもそも「冠婚葬祭」とは

そもそも「冠婚葬祭」とは何かというと、
人生における催し物全般のことです。

発端は儒教で、それが日本にも渡来したわけです。



それぞれの文字が表す意味は、

  • 「冠」→成人式
  • 「婚」→結婚式
  • 「葬」→葬式
  • 「祭」→祖先をまつる法事

セレマさんはこれらを取り仕切ってくれる業者さんなわけですね。



そんな冠婚葬祭に対して、昔から思ってたことがありまして、

"葬"と"祭"、なんかかぶってね?

ということです。



お葬式と法事ではそもそも行事が違いますが、
でも「人の死」を取り扱うという点では似たものを感じます。




この感覚はちょうど
「喜怒哀楽の"喜"と"楽"、かぶってね?」
というのと同じです。


"葬"と"祭"、まとめちゃおう

ということで、すこし不本意ではありますが、
"葬"と"祭"をひとまとめにしたいと思います。

このあと「セレマ」であいうえお作文的な感じのことをすると考えたら、3文字なのでやはり3つにまとめていったほうがいいですからね。



ということで、

「冠」と「婚」と「葬&祭」の3つにそれぞれ対応した言葉を、「セレマ」と紐付けていきたいと思います。



「冠」

成人式を表す「冠」ですが、これはもう一択ですね、これしかありません。


セレマの「セ」→成人式

でいきましょう。



冠婚葬祭をあいうえお作文的にセレマに繋げるの、結構苦しい戦いになるんじゃないかとか思ってましたが、なんだか案外余裕そうです。もう調子に乗ってます。残り2つもちょいちょいといきましょう。


「婚」

結婚式を表す「婚」。
これも、ちょうどいいワードがありました。


セレマの「マ」→マリッジ

結婚って英語でmarriageですから、これも一意に決まりました。これしかないでしょう。




残るは「葬&祭」で、使う文字は「レ」です。

終わりが見えてきました。


「葬&祭」

葬&祭で「レ」ね……


うん…………



え、めっちゃむずい。


どうしよう。
ここまで超が付くほど順調に来てたのに、ここに来て何も思い浮かばない。


「お葬式」も「法事」、どっちも英語にしても「レ」には繋がらないし、なんなら脳内で「レロレロ〜〜」とかしか出てこないです。ドスケベです、僕の脳内。




これを考え始めてから早20分が経過しました。

「礼服」とかも考えましたが、調べてみると結婚式で着用するものも礼服と言うらしい。


「もうどうしようもない……」
そんな弱音が脳裏をよぎった瞬間、それまで研ぎ澄まされていた僕の中の"厨二心"が一気に唸りを上げました。







……ッレクイエム!!



そう、「レクイエム」がありました。


レクイエムとは和訳すると「鎮魂歌」とも言われ、死者の安息を神に誓うカトリック教会のミサだそうです。



まさに葬&祭!!!



ということで、セレマの「レ」は「レクイエム」でいこうと思います。


完成

完成した歌詞が、こちらです。

セは成人式のセは成人式の
レはレクイエムのレはレクイエムの
マはマリッジのマはマリッジの
3つ合わせてセ・レ・マ
冠婚葬祭セレマです


冠婚葬祭感を遺憾なく発揮した歌詞ができました。

これで、より冠婚葬祭を聞き手の脳に植え付けることができるでしょう。




そしてこれを、原曲のメロディに合わせて歌い合わせてみました。




レクイエムの時にちょうど少年少女が楽器を持っていて「鎮魂歌」感を醸し出していてくれたり、
マリッジの時にちょうど少年少女が手を繋いで「結婚」感を醸し出してくれていたりと、
なにかとうまくいきすぎな感じがします。




ただ聴けばわかる通り大きな問題があり、

語感が悪すぎて全然キャッチーじゃないし、そもそも語感が悪すぎて歌えてないです。



やっぱ「セ」はセレマの「セ」、ですね。








↓関連記事↓
僕はまだ冠婚葬祭の「冠」しか経験してません。



↑読者登録はコチラ