【2300円で何ができる】自転車撤去された罰金で世界は平和になる話
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こんにちは。
ケチ貧乏……いや、倹約家ブロガーのポロロッカです。
大学生になってから、僕は自転車生活をはじめました。
県を跨がない限り、基本どこに行くにもバイ バイシクル(by bicycle)な生活です。
もちろん学校にもバイ バイシクルで登校して、帰る時もバイ バイシクルです。下校時はおまけにバイバイ スクール(bye-bye school)します。
そんな自転車生活も、この夏で2年半が経ちました。
自転車に小慣れてきたこの夏。
大きな事故もなく迎えたこの夏。
ついに。
マイ バイシクルを撤去されました……
まさにバイバイ バイシクルです。
撤去されてあるのを見た瞬間は絶望のあまりこの世の全てにバイバイしようとしたほどです。
今日はそんなどん底から僕が這い上がった夏の淡い思い出のお話。
もくじ
カフェの駐輪場に停めてたら撤去←は?
全ての発端はこのワケのわからん自転車撤去です。
僕が住む京都市内の、特に僕が下宿している地域では、世間一般以上に自転車が普及しております。
一応国公立なので、全国各地から学生がうじゃうじゃ集まり、そのほとんどが下宿しています。それによって、学生の足として名高い自転車も普及したというわけです。
そうなってくると増えてくるのが放置自転車で、その結果放置自転車撤去の取り組みが盛んになりました。
しかしそれは"放置"自転車の話。
自転車生活を営む、ノーバイシクルノーライフな僕には無縁の話だと、そう思っていました。
ある夏の日に自転車で近所を走っていると、急激な便意が僕を襲ってきました(オブラートに包まずに言うとめちゃくちゃウンコしたくなったのです)。
僕はそのあまりの急激さと、サドルのお尻への容赦ない食い込みに我慢しきれず、その時近くにあった無料で飲み物飲めるカッフェにトイレを借りに(オブラートに包まずに言うとウンコしに)、緊急避難しました。
もちろん、乗っていた自転車はそのカッフェの前の自転車置場に停めて。
そして10余分に及ぶ格闘を終え、その結果 僕のお腹はこの瞬間この世で一番スッキリしてんだろうなって思えるほどにスッキリしました(オブラートに包まずに言うとウンコめっちゃ出ました)。
そのまま、ウンコめっちゃ出て軽くなった身体を弾ませながらカッフェを出ました。
すると、そこに僕の自転車の姿はありません。
僕の自転車どころか、そこに停めてある自転車は全て無くなっていました。
今この瞬間 この世で一番スッキリしてると自負していた自分のお腹よりもスッキリしてある光景を眼前に叩きつけられ、唖然とする僕。
次の瞬間、
その目は、数十メートル先で大の大人が狂ったように次々と自転車をトラックに運び込んでいる光景を捉えました。
そのトラックの荷台には、僕のバイシクルもバイシクルしてます。
僕は、軽くなった身体を活かして 目も当てられないほどの全力疾走でそのトラックに近づき、狂ったように自転車を運び込んでいる大人達に向かって、
「すいません! さっきカッフェの駐輪場にその自転車停めてたんですけど!」
と叫びました。
するとめちゃくちゃ前髪がダサいおじさんが
「あっこの駐輪場、実は正式には認められてないねん。だからこれは放置自転車や」
と冷たく言い放ちました。前髪ダサいくせに。
そして加えて、
「もう撤去したから、明日以降にでも放置自転車保管所まで自分で取りに来て。2300円持ってな」
という耳を疑うようなことを口にしました。前髪ダサいくせに。
言い渡された保管所の場所は、徒歩で行けば1時間以上はかかるほど遠い場所。
さらに保管代、簡単に言えば罰金が2300円も課せられました。
これは今生最上級のダルい案件です。
けだるい程度では済まされないです。
もう「ダルい」この一言に尽きます。
僕は一生あのダサい前髪にだけはしないでおこうと決めました。そんぐらい「ダルい」です。
まぁ とは言ってても仕方ないので、取りに行くは取りに行くんですが、ふとその時
「2300円あれば、何ができるだろう?」
と考えました。
こんなしょーもないことを考えるワケ
昔、こんなエントリを書きました。
「おいらってば、お金の無駄遣いはしないけど、有意義なことには使いまくりたいZE☆」という感じのことを述べてます。
この時から3カ月経った今でも この頃の金銭感覚は変わっておらず、自己投資に直結しないことへの金遣いは大っ嫌いです。
そんな人間が、いきなり超理不尽な理由で2300円もの大金を徴収されるとなったらそりゃあ天地をひっくり返すほどの大激怒を見せるでしょうし(大概の人は怒ると思いますが)、
もちろんそれだけには留まらず、その金額でできる有意義なことを考える羽目になるのです。
まぁそんなわけで、2300円でできることをいろいろ考えてみました。
2300円あれば何ができる?
チョコボールどんだけ食べられる?
(出典:チョコボール)
小学生的発想です。
僕は小学生の頃、
「そんなんいつ言いましたか〜〜何時何分何秒 円広志が何回回った時ですか〜〜」
とかそういうしょーもないことを言うタイプの、いわゆる典型的な小学生でした。
だからテレビで『賞金100万円!』とかやってるのを見るたびに、
「これでチョコボール何粒たべれるんやろ!」
みたいなしょーもないことを口走っていたわけです。
その思考が今になって再利用されるとは、これは日本のリサイクル志向も捨てたもんじゃありません。
さて、2300円でチョコボールが一体何粒食べられるかということですが、
僕の長年の研究によると、キャラメル味のチョコボール一箱にはだいたい20個のチョコボールが入っています(個体差あり)。
そして、一箱の値段ですが、僕が子どもの頃は60円程度で売ってましたが、調べて見ると今では一箱73円(税込)になっているようです。これには驚きました。
これらを踏まえて計算すると、
2300円あればチョコボールを630粒食べることができます。
これだけでは結構漠然とした数字ですが、
「箱でいうと30箱以上」
と聞くと、だいぶと大きい数字であることが伝わるんじゃないでしょうか。
生ビール何杯のめる?
先ほどとは打って変わって、今度は大学生的発想ですね。
鳥貴族とかそういうところでビールを頼んだとすると、
2300円でだいたい8杯飲むことができる計算になります。
こんぐらい飲むと結構酔ってくる量ですね。
まぁ僕はビール苦くて飲めないんですけど。
漫画「ワンピース」何冊買える?
(出典:ワンピース)
飲食物ではなく、本というパターン。
1番わかりやすいところでワンピースとさせてもらいました。
計算したところ、2300円では5冊と半分しか買えないようです。
これは内容で言うと、『鷹の目のミホーク』初登場ぐらいです。まだまだ冒険始まったばっかです。
でも話数でいうと50話ぐらい。
つまり週刊誌なので、掲載始まってからちょうど1周年ほどです。
そう考えると、
尾田さんすげぇなぁ〜〜(そこ)。
どこまでいける?(交通費)
最後に、全てを交通費に費やしたらどこまで行けるのか? を調べたいと思います。
と言ってもスタート地点・使う電車によって到達可能地は変わってくるので、
今回は僕の(家の最寄りは個人情報ダダ漏れなので)通う大学の最寄駅から、最安値経路でどこまでいけるのか調べてみました。
大学の最寄駅が京阪電鉄の『出町柳』という駅なので、そこから片道2300円に近づくように色々調べると……
2360円で東舞鶴駅に到着することが分かりました。
あんまりピンとこないと思いますが、
京都の北の端、日本海岸です。
つまり、僕は2300円というお金があれば
日本海に出られるということになります。
日本海と言えば、その奥には"あの国"がありますね。
今朝から あらゆるメディアやSNSを賑わせている、"あの国"です。
「もしかしたら、明日には戦争が始まるかもしれない」
そんな最悪のケースだってないわけではないし、Twitter上でそんな言葉を見かけたのは記憶に新しいです。
でも、そんな不幸な未来が明日来るかもしれない と怯えたり、そのために今日を精一杯生き抜こう なんてのは、正直息苦しいし、生き苦しいと思います。
それなら、1日でも多く、今みたいな幸せな日が続きますように と祈ったほうが、幸せなんじゃないかなって思うんです。
そんな日、一生来ないに越したことはないですから。
2300円払って見に行けるその大海原を、僕たちが「日本海」と呼んでいる一方で、向こうの国では「東海(トンヘ)」と呼んでいるらしいというのは幼い頃に聞きました。
その時は「お互いに自分のことしか考えてないんだなぁ」程度にしか思ってなかったですが、
もしかしたらそんなちっぽけな認識の差レベルのことを埋めていくだけで、世界の平和はすぐそこにあるのかもしれないです。
【結論】2300円でできる"1番有意義なこと"
それは、
世界の平和を祈ること
いやスケールでかくなりすぎ。
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ちなみに韓国でも「東海(トンヘ)」って呼ばれてるらしいよ、まぁそりゃそうか。
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