【音楽を語るな】日本が音楽で世界に置いていかれている理由は学ぼうとしないリスナーのせいだよって話
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こんにちは。
自称ライブキッズのポロロッカです。
音楽が好きです。
ジャズやクラシックと言うよりは、ロックやポップスが好きです。
バンドからアイドルまでなんでも好きです。
そんな僕は、ライブを観に行くのも好きです。昨日も友人の誘いでAqua Timezのライブに行きました。
Aqua Timezのツアーライブに行って参りました。
— ポロロッカ@はてなブログ (@pororoca_blog) 2017年3月4日
小学生の頃好きだったバンドは、やっぱり今でもカッコよかったです。 pic.twitter.com/fNkoy6Hrf0
そして、ロックバンドのフェスだったり、ポップなバンドのワンマンホールライブだったりと、結構いろんなジャンルのライブを観に行くたびに、周りに言いたいことがあります。
いつまで受け身な聴き方してんだよ、と。
ということで今日は 普段から心の底で思っているあれやこれやを、この場を借りて少し発散したいと思います。
※別に世間に中指を立てたい訳ではないですが、これを読んで気分を悪くした人がいたらごめんなさい。
もくじ
「ノリ」と「2-4」
まずこの話をするには、前提となる概念「ノリ」について説明しなければなりません。
「ノリ」とはそのまま「乗り」という意味で、
つまり音楽への乗り方のことです。
「ノリノリ」なんかのノリもこのノリですね。
そんなノリは、曲によって違います。
基本的にバックビートと呼ばれるタイミングでノるのですが、バックビートとはビートの後ろのことです。
「8ビートなどで、ドラムのスネアの鳴る位置」と訊いてピンときた人は、それで納得してください。それがバックビートです。
少し噛み砕いて、数字で説明します。
むちゃくちゃ変則的な音楽でもない限り、ほとんどの楽曲は4拍で1小節です。
音楽の授業で先生が指揮棒を振っていたのも、
「1, 2, 3, 4」で一括りだったはずです。
その中でバックビートは2拍目と4拍目にあたります。
つまり、そんな曲は「1, 2, 3, 4」の2-4のアクセントでノリます。
これがいわゆる2-4(にーよん)です。
すなわち、
2-4がノリの基本なわけです。
ライブでは、そのタイミングで手を叩いたり、手を挙げたり、頭を振ったりして、アーティストのノリにノるわけです。
日本古来の「演歌」のノリ
先ほどチラッと言いましたが、バックビートつまり2-4というのは、ドラムのスネアが鳴る位置でもあります。
というより、ノリ自体が ドラムのスネアが鳴る位置に合わせられているのです。
では、ドラムがない音楽でのノリはどうなるのでしょう?
ズバリ、ドラムがなくても、その曲ごとにノリは決まっています。
ドラムがない音楽…
1番身近なもので言うと、演歌なんかがまさにソレです。
演歌の「ノリ」は、「2-4」ではなく
「1-3」であるとされています。
演歌番組なんかで手拍子をしているおじいちゃんおばあちゃんの姿を思い浮かべてみて下さい。
「1, 2, 3, 4」のタイミングで手を叩いていますね。
これが日本古来の「ノリ」なわけです。
ごっちゃになってる日本人
ではでは、やっとこさ本題に入ります。
ここまでの話を踏まえると、演歌でもない限り「2-4」でノるのが当たり前であることは明らかですよね。
なのに現代の日本人は、
「1-3」でノるんですよね。
Why Japanese people?!?!
※参考 厚切りジェイソン
ライブ中の手拍子なんかでも、周りを見渡せばみーんな「1, 2, 3, 4」でノってるんです。
演歌のノリで、ノっちゃってるぅ!!
※参考 ナダル
その背景にある日本の「国民性」
日本人が、上記の"誤ち"を犯してしまう背景には、日本人特有の「国民性」が原因であると言えます。
「受け身」すぎる姿勢
現代の日本人は「受け身」の人が多すぎます。
YouTubeが流行っているのも、「動画」という「受動娯楽」がウケているという現状をひしひしと表しています。
「受け身」とはつまり、「自ら学ぼうとしていない」ということです。
昔から聴いてきた日本古来の1-3のリズムになんの疑問も抱かず、たとえそれが楽曲と噛み合っていなくともただ受け入れているその様は、まさに愚の骨頂と言えます。
NO THINKで周りに合わせすぎ
これも日本人の特徴ですね。
「みんなが手を挙げたから自分もそうする」
「みんなが1-3で手拍子しているから自分もそうする」
という風に、なーんにも考えずただ周りに合わせているのです。
自分の頭で考えて動け!
と思います。
だから日本は世界に追いつけない
海外のライブにおけるお客さんは、皆さん2-4でノっています。
それは元来体に染み付いているノリが2-4だからです。
そして今や日本では、そんな海外の影響を受けた楽曲が溢れているのです。
なのに日本人のお客さんはノれていないのが現状。
それではいつまでたっても日本は世界に追いつけないでしょう。追いつけないどころか大きな遅れをとり続けることになります。
海外の音楽ファンに見られたらバカにされること必至でしょう。
更にそんな日本人で、「最近の洋楽は…」なんて語っている人を見るとどの口が言うとんねんと言いたくなります。僕の心の中の厚切りジェイソンとナダルが叫ぶのです。
だから、強く思います。
音楽ファンの日本人よ、
自分の頭で考えて、
フレキシブルなノリを心がけて、
日本の音楽を世界に認めさせようよ。
以上、心の叫びでした。
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