帰省したらバカでかい団扇があった話
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こんにちは。
冬のおしっこからどことなくツナマヨの匂いがするポロロッカです。
本日は成人の日でございます。ハッピーマンデー。
僕は今年、成人の日の主役の齢なので、この三連休地元に帰省しております。
これはその初日の夜に起こった話です。
僕は二階の自室へ行きました。
そこは、今ではもう結婚して家を出て行った姉と僕がかつて使っていた2人部屋で、今では半分物置ぐらいの立ち位置で存在しています。
以前も 久しぶりに入ると全19巻の図鑑が積み重ねて置かれたりしていました。もうほんと物置。
そんな物置に成り果てた部屋に行きました。
ガチャっ
ポチっ
部屋が明るく包まれました。
ん、なんだこの赤いの?
全19巻の図鑑が積み重ねられている机に立て掛けられているこの赤いのは一体なんだ?
近づいて見てみよう
は??
団扇???
いや、でかくね?
しかも字が書いてあります。
いや 祭て。
祭ってなんだよ。新手のパリピかよ。いや新しくないむしろひと昔前だよ。
しかも裏面は、
ど っ こ い し ょ 。
「祭」の裏「どっこいしょ」って。「パーティ」の裏「ウェーイ」の新しいヴァージョンかよ。いや新しくないけど。むしろ古いんだけど。
ていうか俺のフリースがダサいよ。ダサすぎるよ。いくら本田圭佑の色違いとはいえこの柄で紫はないよ。
※ちなみにこちらが本田圭佑です。
まぁそんなことは置いといて、
こちら実家で見つけた特大祭団扇の使い方を、せっかくなので考えていきたいと思います。
まずは、
扇いでみる。
団扇の本来としての使用方法「扇ぐ」をこの特大祭団扇でもやってみます。
まぁとりあえず、重すぎっすよね。
涼むための団扇が、扇ぐだけで汗をかいてしまいます。本末なら転倒しています。本末Rollingです。
あと扇げてないです。「あおげば尊し」も「あおげてなければ尊くなし」と名を変えなければいけない並の扇げてなさです。
やはりとは言ってもまぁ、団扇の団扇たる使い方であることは間違いないですし、この路線で攻めていきましょう。
他人を扇いであげる。
これはいいんじゃないでしょうか?
相手としては涼しいわけですし、そもそも「敬う」という意味合いで「仰ぐ」(漢字は違う)という言葉を使ったりもします。扇がれている人は仰がれているという訳です。しかも祭と書いてあるとくれば、気分はアゲアゲでしょう。
ただこの画、なんだか韓国の時代劇ドラマの朝廷っぽいですよね。ひょっとすると扇がれている方はむちゃくちゃ調子に乗るかもしれません。オですよ。オ・ギョモですよ。チャングムの誓いのオ・ギョモになっちゃいますよ。
ほらこの顔。もうなにか悪いことを考えてますよ。権力を手にした人はすぐこれだ。もうこいつは紛れもなくオだよ。(オ・ギョモは権力を手にして悪いことをいっぱいした、韓国の時代劇ドラマ「チャングムの誓い」登場人物です。)
というわけで他人を扇ぐのはだめでしょう。
となると、この特大祭団扇は団扇として使うには難しいということになります。アイデンティティの消失です。初音ミクが黙ってねーぞ。
じゃあもう、書かれている文字を利用するしか手はないです。こいつに残された最後のアイデンティティです。
まずは、
吹き出し的に「どっこいしょ」を使うやり方です。
この写真は立ち上がる瞬間を捉えています。
立ち上がる時についつい言ってしまう「どっこいしょ」をいっそ文字として出しちゃいましょう。一種のコエカタマリンと思っていただければいいでしょう。(コエカタマリンはドラえもんのひみつ道具で、飲めば声が具現化する薬です。余談ですがのび太のオススメは「ワ」です。)
しかしこの団扇を持ち上げるのに「どっこいしょ」と言っちゃうのが問題ですね。どっこいしょと言うためにどっこいしょと言ってしまうことになるのでこれは目的と過程の転移という現代社会が抱える問題につながってしまいます。却下。
続いては、「祭」ですが、祭って祭の時以外使えないので、もうめでたい時全般に対してOKということにしましょう。
以下は一例ですが、
成人式の日、鯛を前に持てば、なんとなくめでたい感じが伝わってきますね。
いや、
どっちかっていうとこれ、
大漁って感じだな。
というわけで却下です。
いろいろ考えてみましたが、この特大祭団扇は全く使えないということが分かりました。
僕ならこんなもの物置がわりの部屋にしまってしまうと思いまs……
本末Rolling。