ポロロッカの卵

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「小6飲酒運転」に学ぶ、組み合わせ言葉によるインパクト倍増術の話

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こんにちは。

マンションの電気工事により絶賛停電なうのポロロッカです。




まず皆さん、このニュースをご存知でしょうか。

小6男児がオートバイ3人乗りで飲酒運転をして、同乗していた少年が死亡したという事件です。これは事故というより事件です。

まず、その死亡した少年の冥福を祈った上で、思ったことがあるのでこの記事を書かせていただきます。





今回のニュースを一言で表すと、
「小6飲酒運転」です。


これは、普段あまりニュースを見ない僕でも、つい目を奪われるほどのパワー・ワードでした。というよりパワー・組み合わせとでも言いましょうか。


とにかく、それぞれの3つの単語には危険性が感じられないのに、それらが組み合わさることによってとんでもない危険な言葉になっているのです。



わかりやすく図解すると、下図のようになります。

小6飲酒をとっても、
飲酒運転をとっても、
小6運転をとっても、
全てがアウトなわけです。


これから分かることは、
言葉は、その組み合わせようによってものすごいインパクトが増大するということです。




今回、「小6飲酒運転」のように、3つの要素が組み合わさり、そのそれぞれの相性が悪い(全てがアウトな言葉になる時点で逆に相性は良いかも?)からこそ、このようなインパクが生まれたわけです。


そんなインパクト倍増術ですが、過去を振り返ってみれば、意外とたくさん使われていたことに気づいたので、いくつか紹介したいと思います。



歴代の「パワー・組み合わせ」

「キモかわいい」

お笑い芸人「アンガールズ」は、「キモかわいい」という新ジャンルを売りに一世を風靡しました。

「キモい」と「かわいい」は相容れない対極に位置する言葉であるにも関わらず、その2つを組み合わせた「キモかわいい」のインパクトは当時絶大でした。



しかし、正直「かわいい」の要素はない気がします。

似たような「エロかわいい」で流行した倖田來未に比べたら、「キモかわいい」は無理矢理のように感じられますね。


ブタゴリラ

藤子・F・不二雄による人気漫画「キテレツ大百科」に登場する少年です。本名は「熊田薫」ですが、友人からは「ブタゴリラ」というあだ名で呼ばれています。


立ち位置的には「ドラえもん」でいうジャイアン的ポジションの彼ですが、「ブタゴリラ」などというどちらを取っても悪口になる言葉を並べただけの、あだ名とは言い難い蔑称で呼ばれても怒らないところを見ると、その心は寛大なようです。


パワー・組み合わせはインパクトの基本

今見た通り、関係ない複数の言葉を組み合わせてキャッチコピーなりあだ名なりを作るのは、インパクトを与える上でとても重要なことになってきます。その上で「小6飲酒運転」はものすごいパワー・組み合わせだったことが改めて分かります。



さて、この技術を最大限に生かしたネタで2017年ブレイク必至のお笑いコンビがいるので、その方を紹介して終わりたいと思います。



フースーヤ」って知ってる?

よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の結成1年の若手コンビ、谷口と田中によるフースーヤです。

上にあげた動画を見ていただければその独創性が伝わってくると思います。


概要は、ネタ中に2人がいきなり息ぴったりでギャグをぶっこむといういわゆるテンポギャグ漫才なのですが、そのギャグの言葉選びがとても秀逸なことで注目を集めています。


たとえば、

谷口「ナッスィングトゥーマッチ」
田中「オーマイゴッドファーザー降臨」
2人「よいしょっ」

だったり、

谷口「サンキューフォーザEメール」
田中「はいジョージクルーニー卵とじ」
2人「よいしょっ」

だったり、

谷口「ホーミングミサイル」
田中「ガトリングじじいおにぎり」
2人「よいしょっ」


だったりという風に、全然関係のない複数の単語を組み合わせて笑いを誘うという、
まさに「パワー・組み合わせ」がふんだんに盛り込まれているネタなのです。

つまり、このネタは過去を踏まえた統計的に見ても流行るということです。





以上紹介した「パワー・組み合わせ」によるインパクト倍増術は、皆さんの身の回りでも応用できるかもしれません(ブログを書いてる人なら、記事のタイトルなど)。

ぜひ使ってみてくださいネ。


あとフースーヤをみんなで応援しましょう。
世間では「ブルゾンちえみ」が注目を浴びていますが、僕はどちらにも頑張って欲しいです。










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